展覧会がはじまっています。
床に真っ白なフェルトをしいて、その上に並べて靴を脱いであがっていただくようにと考えたのは赤木さん。
朱と黒の2色。5枚一組。今までの展示とまったく違う性質の作品だったので、くるくる、頭もくるくる、悩みながら並べました。
来ていただく方が器の中を散歩するように、器に導かれて歩いていくような、そんな雰囲気にしたかった。
今回の初の試みに、みなさんはどう思われたんだろう。いろんなご感想があるかとおもうけれど、赤木さんの、とにかく始めていこうと言われたその言葉や、今回できたものからまた、こんなふうにすればよかったとか、こうしたほうがよかったとか、まだまだスタートしたばかりのこと。
記念すべきチャレンジ。
蒔絵がまた、ハレの食卓の風景に活きていくように。そして、今の食卓に、普段の大切な日常使いとしても、似合うように。
使ってみて、時がたって、どんな顔を見せてくれるか、本当に楽しみ。
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